「あいつと、選らばせてやるって。どういう意味?」
わたしの声は、少し震えていた。
聞きたくないのに、聞かないといけない気がした。
「ふふふ」
おばあちゃんは、それまで、みたこともないような
かわいらしい笑い方をした。
「もう、準備はできてるで。そうさせてくれる約束しとったから」
「どういうこと?」
おばあちゃんは、楽しそうに話していた。
それとは反対に、わたしは、今も不安でたまらなかった。
本当。
これが、本当のことだから・・・・・・。
「純。おばあちゃんはな。ふふふ。昔。リュウと結婚の約束をしとったんやで」

