「ただいまー」 子どもの空を連れて初めて家に入る たった一日病院にいただけなのに家が懐かしく感じる 「んーっ!!やっぱり家懐かしいっ!!」 「そぉ?」 「私には懐かしく感じるんですーっ!!」 「しーっ」 口に指をあてる優輔 「空が寝てる」 「ホントだぁ」 さっきまで私の腕の中で笑ってたのに 「寝顔可愛いね」 「だな。重くない?」 「大丈夫だよ」 小さい事までも心配してくれる優輔 空もこんな大人になってね