『カラン』 ドアが開くたびに鳴るベル 歩くんに連れてこられたカフェは明るくて少しにぎやか 「ここに、何しに来たんですか??」 「彼女に別れ告げるの。」 「は?」 別れ話? 「私なんかがいちゃダメじゃないですかっ!!」 「いや。いてくれた方が助かる。何回も別れようって言っても『嫌』のいってんばりでさ」 歩くんお疲れ様。 って、何私はそんなに暢気なのよ!? 「私を修羅場に!?」 「そーゆーことだね…」 この人は… 人妻をなんだと思ってるんだ!!