美香は夕食を一緒に食べて帰って行った。



なんだか本当に慌ただしい一日だったような気がする。



さっきから数馬がずっと私を見ている。



何?どうしたの?



あっ私数馬の選んだ、大胆な服着てたんだ。



「数馬さっきから何見てる訳?」



「うーん中々似合ってるなと思って。ミニスカート最高。」


やだバカじゃないの!



もうジャージに着替えてやる。



「駄目今日はそのままでいて。そのカーディガン脱いで。」



「嫌だ。」



数馬がそばに来た。



私は立たされた。



そして鏡の前に連れて行かれた。



カーディガンがするりと落ちた。



「ほら見てごらん。あずみはこんなに綺麗なんだよ。」



数馬の甘い声に酔ってしまいそう。