私は数馬と一緒に家に帰った。


なんだかこんな事になり少し後悔もした。



たけどこんな私でも、やれることが出来るなら頑張ってみたい。



数馬と出会って、一杯振り回された。



だけどそれが嫌とは思えないなくて、



それに数馬といると、京一を思い出さないでいられるから。



勝手な私たけど数馬ごめんね。



数馬は、多分こんな私の気持ちに気付いているんだろうな。



玄関を開けるとそこに母がいた。



「あずみ大丈夫なの?何一つ自分てやれない子が、」


母さんの心配そうな顔。



「母さんごめんね。学校へは行くから、勉強もやるそれから、自分の力を試してみたいんだ。」



母が微笑む。



「あずみがそんなふうに言うなんて、思ってもみなかったわ。


それは彼のお陰なのかしら?」



数馬は頭を下げた。



「あずみさんをお預かりします。突然で申し訳ありません。」