「あのね。何故海外へ二年間も言ってたの?」



「それは前話ただろう?母さんの仕事を手伝う為。」


うまく騙されたような気がする。



さっきだって、数馬のお母さんが私の為の二年がどうとか?



言ってたような気がする。


京一に私は駄目だと言われたと言ってたから。



数馬はきっと女に手が早いとか?



軽そうだから、来るもの拒まずってとこだろう。



数馬と目が合った。



笑って誤魔化そうとしたら、顔がつりそうになる。



「あずみ何その顔?面白過ぎ。」



今私は必死なんだから!



もう数馬なんて知らない。


思い切りに睨んでやった。


数馬は大笑いをしている。


ホント頭来た。