その日の帰り、数馬の車で帰った。



明日は私と一緒にﾊﾞｽ通学すると言ってるが、大丈夫だろうか？



｢明日何時にあずみのとこいけばいい？｣



｢明日はﾊﾞｽでしょう？｣



｢あぁ。あずみの家まで車行くから、車置かして！｣


はぁ。何がﾊﾞｽ通学だよ意味ないし、結局車か！



そんな私の気持ちが分かったのか？



｢じゃ。明日も車で迎えに行くよ。｣



あのさ。数馬そう言う問題じゃないから。



それに毎日一緒に通学しなくてもいいじゃん。



私がぶつぶつ言ってると、


家とは違う方向へ向かっていた。



｢ねぇ？数馬私の家あっちだよ。｣



｢知ってるよ。今から俺んち行くから。｣



何で行くの？私家に帰りたい。



私数馬の家行く必要もないし、行きたくもない。



｢行きたくないけど。｣



｢俺が連れて行きたいの。｣


はぁ又大きなため息をついてしまった。



さっきのﾄﾞｷはなんだったのだろう？