そうなんだ。数馬の少し悲しそうな顔を見てしまい、私は何も言えない。



20才だからまぁ車乗ってもいいけど?っか車通学あり得ないでしょ。



「あずみの考えている事分かり安い。今日は遅刻しそうだから特別車。」



「明日からはあずみと一緒にバス通学にするよ。」



へぇ何で一緒なんだよ。



嫌だよぉ。



「そんな事より急がないとマジやばい。」



遅刻もマジやばいけど、真っ赤なスポーッカーで学校へ乗り込むのもかなり危ないと思う。



「あずみ、車の事なら心配しなくていいから、青葉は親父が理事長してるから、誰も文句は言わない。」



はぁそう言う訳ですか!



何だか余計に頭に来た私なんですけど。



金持ちは嫌いだ。



でも今はとにかく遅刻したくないから、その問題には触れないで置こう。