でも京一はたとえ血のつながりはなくても、



妹のあずみを愛する事に悩んでいた。



そして京一は、あずみを妹として愛する事に決めた。


俺は本当にそれでいいのか?



何度も京一に聞いた。



京一の決心は固かった。



俺はその時、京一にあずみを好きな気持ちを伝えた。


京一はお前いい加減にしろ。と怒鳴られた。



女癖の悪い数馬にあずみは渡せない。とはっきり言われた。



俺は今まで後悔なんかしたことはなかった。



女遊びも俺の自慢くらいに思っていたから。



だから俺は変わりたいと初めて思った。



あずみの為に今までの自分を捨てて生まれ変わりたい。



その気持ちを京一は分かってくれた。