京一に一度、おまえあずみを好きなんだろう?と聞いたら、



ああ。と素直に認めた事があった。



たけどその事に触れるのを京一はすごく嫌がった。



あずみは俺の妹なんだからと、何度も呟いていた。



あずみは今も京一の事を忘れられないでいる。



京一はあずみを妹として愛してる。と言う。



日本に帰って来てから、京一に会った。



京一にはあずみの事を頼むと言われた。



もし今もあずみの事が好きなら、



俺の代わりにそばにいてやってほしい。



二年前俺はいい加減だった。


授業はほとんど出てないし、女遊びもひどかった。



親父がこの学校の理事長でなければ、



とっくに退学になっていた。