「たけど一杯我慢したけど、辛くて我慢できなくなった。


だから高校卒業と同時に別れたの。


たけど又大学で再会して、

その時京一あずみちゃんと血の繋がった兄妹と分かった時で、


かなり荒れてて、ほっておけなくて、


一緒にくらしたの。


たけど京一やっぱあずみちゃんを諦められなくてね。

もうバカバカしくてさ。


私の方から振ってやった。」



春菜さんは、辛い顔をしていなかった。



なんかすっきりしたようないい顔をしている。



私はこんな事言っていいのか?分からなかったけど、


「春菜さんも一杯辛い思いしたね。苦しかったよね。

でもまだ一杯やり直せると思うから、お互い頑張ろうね。」



春菜さんの笑顔が嬉しかった。