春菜さんは、暫く何も言わないまま私のベットの横に立っている。



私は、「良かったら椅子に座ったて。」と言った。



春菜さんは、「ありがとう。」と言い椅子に座った。


それから、「この前はごめんなさい。あんな酷い事言って。


怪我までさせてしまい、でも中々謝りに来れなくて。」


私はどう答えていいのか分からない。


春菜さんは私を見て話し続けた。



「私高校の時からずっと京一が好きで、告白したらいいよ。って言ってくれ、


嬉しくて舞い上がって付き合った。


たけど京一は私なんか見てなくて、いつもあずみちゃんばかり見てた。


あずみちゃんに彼氏が出来た時なんか、


かなり落ち込んで私の存在なんか関係なくて。


いくら私がいるからなんて言っても、


冷たい顔しかしない。


おまけに春菜の事好きになれないとか。


言うしさ。


それでもいいと思ってた。」