私はまずいばかり言いながら食べ、数馬に頬っぺたをつねられた。



「子供みたいな事言うな。」


だって私まだ17才だし子供だもの。



数馬はもう大人ですから。


20才なのにまだ高校生じゃんか!



嫌いな人参をみな残し数馬の食器に入れて、叱られている私。



「数馬思い出した。」



「何を?」



「私トイレに行きたかった。」


「もう早く言えよ。」



数馬は私をベットから抱き上げてトイレに向かう。



「数馬歩けるからいいっててば。」



遠慮しなくていいからっておろししてくれない。



ここは個室だし、病室にトイレもシャー室もついている。



トイレの中まで連れていかれた。



でも数馬に下ろされ足をついたら、痛みが走った。



大丈夫かな?私少し心配になった。



「痛むのか?」



「少し。」というかいつまでもトイレの中にいる数馬に、


「いつまでもいるの。出てって!」



私は思い切り怒鳴った。