でも今は数馬の好意に甘えようと思った。



数馬のとろけてしまいそうな愛情に、私は甘えてみようと思った。



断ったりしたら、よけいに数馬を困らせる気がした。


ドアをノックする音がする。



瑠璃さんが入って来た。



「あずみ大丈夫? 元気そうで良かった。これは着替えと後必要なもの入れてある。


それでこっちが数馬のだから、


ゆっくりしたいけどまだやらなきゃいけない仕事があるから、行くね。」と瑠璃さんはすぐに病室から出て行った。



本当にいつも忙しい人だな。



でも良かった。足がなんともなくて。



歩けなくなったら、大変な事になっていたと思う。



これ以上誰にも迷惑はかけられない。



1日のうちに色々あり過ぎて疲れてしまい、


私はいつの間にか眠ってしまった。