私は階段を上がり京一の部屋の前に立った。



ドアをノックしょうとしたら、中から春奈さんの怒鳴り声が聞こえた。



「いい加減諦めたらどうなの!あずみとは血の繋がった兄妹なんだよ。」



どういう事?京一と私が血の繋がった兄妹?



嘘何言ってるの?春奈さん。



「分かってるよ。あずみは俺の本当の妹だ。


だけど俺は諦め切れなくて、どうしても認めたくなくて、春奈には悪かったと思う。」



京一何を言ってるの?



私たちは血の繋がらない兄妹だよね。



だから愛し合ってもいいはずだよね。



春奈さんも京一も何言ってるの?



私はドアの前で動けないでいた。



「京一いい加減して。はっきりあずみに言ってよ。京一が言えないなら、私があずみに言うから。」



「待てよ。」



いきなりドアが開き、私は持っていた、ティーセットを落とした。



ガチヤンと物凄い音がして、


私はその場から逃げた。



京一が私の腕を掴もうとする。



「触らないで !」



私は京一を睨んだ。



私は焦ってしまい、階段を踏み外してしまった。