「少しその子と話したいんだけど、…いいかな?」 「分かった。 でも早く終わらせてな? 少しして俺も教室いくから」 大好きな彼を縛っている鎖。 私は壊しに行く。 私は女がいる教室へ向かった。 鼻歌を歌いながら。 …だってもうすぐ消えるんだもん。 教室に着くと1人の女がいた。 こいつか。 「何してるの?」 「彼氏待ってるんだぁー」 やっぱり。 にこにこしちゃって 気持ち悪い。