**葵** まるで、子供の様な笑顔を見せる君を、夢中で追い駆けてしまって後悔した。 だって、もうバテバテだから。 そうだよ!どうせ僕はおじさんだよ! なんて、へそを曲げて拗ねたい気持ちになる。 でも、公園を駆け回る拓真君を見たら、思わず胸が熱くなってしまった。 こんなに元気になってくれて良かったと、心から思う。 病気で苦しんでいる子を笑顔にするのが、僕の努め。 自分が選んだ道が間違いじゃなかったと、拓真君を見て改めてそう思えた。 ありがとう。拓真君。