でも、このままでいいはずがない。

僕がこの部屋に来たのは、可愛い君を見つめる訳ではなく、“しごき”に来たのだから。

心を鬼にすると、教科書のページをめくる。

その時。教科書の間に挟んであった、白い紙を見つけた。

もしかしてテスト用紙?

君が何点を取ったのか、興味津々だった僕は、すかさずその白い紙を開く。

でも、その紙はテスト用紙ではなく。