**紫乃** 小児科に移った先生の忙しさは、救命救急の時と、あまり変わらないようだった。 それでも先生は、私に会うために時間を作ってくれる。 そんな先生と手を繋いで、話をして、楽しい時間をふたりで過ごす。 そして先生との甘いキスに、私は幸せを感じた。 でも、先生はそれ以上のことは絶対にしない。 どんなに長くて深いキスを交わしても、最後は私を優しく抱きしめるだけ。 幸せなのに、それ以上を先生に望んでしまう私は、贅沢なのかな?