コイビトは




・・・・・・まったく



なんて夢を見るんだと、俺は自分自身にあきれた。


そんなに俺は、彼女のことを


それ以前に、そんな目で見ていたのかと。



胸に手をあてて考えてみて、否定できない自分がなさけなかった。



キスなんて



したこともないくせに