星の数の恋よりも月と同じくらいの恋




「あたしは、ちぃにぃにの妹だもん~」

「人の揚げ足とるな!!」

「…ふふっ、二人とも面白い~!!」



わたしが笑うと二人とも
顔が真っ赤になった



「千尋くんと尋ちゃん、いらっしゃい」

「あっ、お邪魔してます」



お母さんの急な登場でちーくんは
いつもびっくりして



「千尋くんケーキ買ってきたんだけど
みんなで一緒に食べましょ?」

「いただきます!!」



こうして良く4人でケーキとか、
クッキーを食べるのが楽しかった
でも、こんな楽しかった時間が
徠くんによって壊されるなんて
この時は知ることもなかった…





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