星の数の恋よりも月と同じくらいの恋




入院することになった次の日、
尋ちゃんがお見舞いに来てくれた



「いっちゃん、ここにお泊りしたの?」

「うん♪」

「そっか、昨日はビックリしちゃったよ」

「尋ちゃん、来てくれてありがとうね
昨日は乙香がビックリさせちゃってごめんね?」

「大丈夫!!いっちゃん今日は元気だもん♪
明日は、学校一緒に行こーね!!」

「うん!!」



わたしと尋ちゃんの会話を聞いてた
お母さんは悲しそうな顔をして



「暫くは無理かな?」

「嫌だ、尋ちゃんと明日学校に行くの!!」



なんて、お母さんを困らせたことも覚えている…

尋ちゃんも一緒に駄々をこねてくれて

結局は、学校には行けなかったけど…





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