「悠諳くん、君に出逢ったからだよ… 君に出逢い乙香は変わったんだ… 以前より生き生きとして徠くんと 付き合う前より凄く楽しそうだ、 君のお陰だよ、悠諳くんありがと」 お父さんが頭を下げると 悠諳くんは首を振った… 「…俺、ほんとなんもしてないです、 お礼を言うのは俺のほうなんです… 乙香ちゃんに出逢ってなかったら、 中途半端で酷いこともして、 乙香ちゃん俺と出逢ってくれて、 ありがと」 悠諳くんの目は涙目になってて 何故か悲しい気持ちになった… .