「いっちゃん、入って平気?」 「尋ちゃん?どーぞ」 中から可愛らしい聞き覚えある声が 聞こえた… 「悠諳?入るぞ?」 「あぁ」 病室に入るやいなや 「ゆ、悠諳さん」 ベッドに目を向けると 俺がずっと会いたかった 「えっ?乙香ちゃん!?」 が、いたからだ… 「2人とも知り合い?」 「紫惟、乙香ちゃん 会いたくて仕方がなかった乙香ちゃん」 「マジで!!超スゲェ!!」 「尋ちゃん、紫惟くん 悠諳さんに会わせてくれてありがと」 紫惟の彼女の友達は乙香ちゃんだった… .