―――悠諳の目線――― 「紫惟そろそろ時間じゃないのか?」 「あっ、尋ちん待たせちゃう!! 悠陽また今度この続き話そうな?」 「紫惟にぃ逃げるなんてズルイ!!」 「悠陽、兄貴今日休みらしいから 遊園地連れていってもらうように 頼むから紫惟を許してやって…?」 悠陽はしばらく俺と紫惟の顔を交互に 見合わせて悩んでたけど 「僕、悠葉にぃと遊園地行く!!!」 と、言うことで兄貴の家に悠陽を置いてきて 待ち合わせの病院に向かった… .