連れて行かれた場所は王宮だった

 王宮なんて本当にある物なんだ・・

「さぁ姫早く入りましょう」

「だからあたしは姫なんかじゃない!!
 第一ここはどこよ!?」

「またまたそのような御冗談を!!
 さ、行きますよ」

 あたしはまた反論しようとしたが何を行っても無駄な気がした

 それにこの人、小人のくせに力が強い
 
 反抗したって無理に決まってる

「王様!!
 姫を連れてまいりました」

「おぉ~千里~どこに行ってたんじゃ?」

 あたしに話しかけた人は本当に「王様っ」て感じ