あたしは小さい頃は大人しくて、怖がりで、人見知りだったらしい。

けど、あの事があってから、あたしの身に万が一の事があったときのためって事で空手を習わされた。

空手を教えに来てくれる、近藤さんはすごいイカツイ人で、あたしは近藤さんの影響でこんなになってしまった(笑)↖失礼

「雪姫、外だと寒いし、とりあえず、中入ろ?」

相変わらず、慎吾君は優しい。

「あ、うん!」

部屋、どんな感じかなあ・・・。

「お邪魔します!!」

「ぉぃ、お邪魔しますって自分の家みたいなもんだろ?」

あ!そっか。なんか違和感あるなあ。


ガチャ・・・・・・・・・・


「ちょっ、あたしの部屋の物全部ここにあるんだけど!?」

ぇ・・・全部持ってきたの・・・?

「ぅわー。おまえって性格に似合わず、ピンクだらけじゃん」

「余計なお世話・・・って!ちょっと、この部屋を誰か見たらヤバいんじゃん!?女だってバレるじゃん!」

ちょっ、何考えてんのさ・・・渡部の奴・・・。

「平気だ。俺等がバレねーようになんとかしてやっから」

これの何処が平気なのー!?

馬鹿野郎――――――――!!!!!