キーン コーン カーン コーン♪ 朝のHRのチャイムが鳴った。 「ほら、出来たぞ!」 「…ありがとう」 大樹は絆創膏を貼り終えてスッとパイプ椅子から立ち上がった 傍に置いていた自分と私のバックを持って保健室のドアの傍で立ち止まった 「担任に言っておくから、ゆっくり来いよ!」 そういって笑顔で保健室から出て行った。 何なんだろう、あの笑顔わ! 無駄に爽やかすぎない? 今までの行為は私以外の女子なら絶対大樹に惚れてたはずだな〜