キミだけをずっと




落ちた衝撃に気づいて、顔を離した大樹と私の視線がばっちり絡み合う



その瞬間、我が身に戻ったかのように大樹が妙な発言をしだした。



「あれ、今何してた?ってか愛美?」



何言い出したかと思うと、今までのことを全く記憶にない大樹がいた。



「何って、さっき私にキスしてきたでしょ?」


「えっキス!?まぢで?」


「はぁ?」



さっき食べたチョコレートには「ブランディー」というお酒が入っているチョコレートだった。


多分お酒が弱い大樹は、いきなり発情してしまう体質だった。




「初めてだったのに…」



大樹とのキスが初めてだった私は、いきなり刺激的なことをされてしまった。




すると襖がまたばっと開いた。


部屋に入ってきたのは大樹のお母さんだった。



「ごめんね〜。間違えてお父さんのお菓子持ってきちゃった。」



あっやっぱり…