俺は愛美を忘れることがどうしても出来なかった
何故だか俺も分からない
でも忘れてはいけない気がしていつも生徒手帳に写真を挟んでいた
いつか海外から帰ってくるんじゃないかって…
「その子のこと、まだ好きなの?」
宮坂は俺の目をじっと見つめていた
俺の何が知りたいんだよ
「俺が告白する前に引っ越したからな。でもいいんだよ、これで」
俺は宮坂に背を向いて教室を出た
ついつい宮坂に不甲斐ない話しをしてしまった
ビックリしただろうな、まだ幼い頃の小さな恋を引きずってる男なんてな
ひたすら廊下を歩き、階段を降りた
下駄箱に着くと俺の靴箱に手を伸ばしていた



