キミだけをずっと




不思議な偶然と再会は、もしかすると神様のおかげなのかもしれない


隣同士の家でも、高校が別だったとしたら


私がオーストラリアに残っていたら


どうなってたんだろう…


また違う運命を歩んでいたのかな?



複雑な気持ちで胸がいっぱいだった



大樹の腕を解いて、正面に向き合った



「俺には愛美が必要なんだよ。もう俺の前から消えるなよ!」


「私だって大樹がいないと嫌!」



ぶっちゃけすぎたかな…


もう何だか恥ずかしくなり、顔を下に向けた



すると大樹は右手を私の頭に乗せて優しく撫ではじめた



「俺を必要にしてくれてありがとう」



顔を上げると大樹はいつもの笑顔があった


その笑顔はつい見とれてしまうほどの大樹の笑顔だった



「その笑顔は反則でしょ〜」


「はぁ?何言ってんだよ!」



頭を撫でていたと思いきや、急に指が目の前に来て



バチっ♪



「痛っ!」



何故かデコピンされた


デコピンをされたところが異常にヒリヒリする



「痛いじゃん!」


「わりぃな!」