チケットを受け取った大樹は、一枚を私に手渡した 「はい、チケット!」 「ありがとう!えっと、お金返さないと…」 私の分まで料金を払ってくれた大樹に申し訳なくて、財布をバックから出した すると財布を持った両手を大樹が右手で押さえた 「いいよ、奢る」 私は顔を上げ、大樹を見つめた 大樹はふっと笑い右手を降ろした 「ありがとう」 大樹に笑顔を向けた 両手で持っていた財布をそっとバックに閉まった 水族館に入ると薄暗い室内の中にライトアップされた水槽が目の前に広がっていた