キミだけをずっと




「俺に何の用?」



大樹は自分のバックを右手に持ち、席を立ちファミレスを後にした



「待って!」



大樹を必死で追い掛けた


道路に出ると、一人でスタスタと歩いて帰る大樹の姿があった



「私の話しを聞いて」



前を歩く大樹は歩くのをやめ、立ち止まった


大樹は私が止まっているのに気付き、少し離れたところから体を私に向けて話しを聞いていた



「好きな人に誤解されままなんて嫌!」



目から涙が出そうになる


必死に堪えながら大樹に向かって話す



「私は小さい頃から大樹しか見てこなかったから、雄大じゃダメなの!」



大樹は少しずつ歩いて私に近づいてくる


涙が自然に流れてくる


自分の感情が溢れ出しそうで…



「好きなんだよ、大樹のことが。これからも好きでいさせて…。」



目の前で止まった大樹は私の腕を掴んで引っ張られた