バンパイア少女は恋してる

東谷side



もう少しリリィの看病をしていてもよかったが、リリィが魔法で治すって言うなら仕方ないか。




学校行けるしな。




リリィの書いた魔法陣が光ったらリリィが俯せになって、倒れた。



「大丈夫か?おい」



『ん〜』


起き上がり、俺を見つめる。



「な……なんだよ?」


すると、リリィはニコリと微笑んだ。