「奏汰ぁ~もっと早く起こしてよ~。」 「いえ…ずいぶん前に起こしに行ったのですが…咲様が…。」 「あたしが?」 いつもは俺様なのに…今日は怜汰さんもなぜか私の部屋にいるから、ちゃんと執事やってる。 でも未だになれない…。 「咲様?何をしているんですか!遅刻しますよ!」 「あっ、はいはい。」 そうして私は準備を済ませ怜汰さんと奏汰の3人で学園へ向かった。