大好きな君へ

電話の相手は広田さんだった。
良かった・・・奥さんじゃなくて。




「すいません、今から・・・」



「あゆちゃん、今日は来なくて良いよ。」





えっ?何で・・・?
くびとかじゃ・・ないよね?




「凄く疲れてるんじゃない?声ですぐに分かるよ。」




はあっ・・・。あゆ、考えすぎだね。
心が沈んでたら何でもマイナスに考えてしまう・・・。





「あっあ・・・りがとうごいます。本当にすいません・・。」





この頃は皆に甘えすぎていた。
こんな事くらいで、皆に迷惑かけて。