彼氏と彼氏と彼氏の彼女

体育館を探してる途中で理科室があり、電気が一ヶ所だけついていた。
夕方で薄暗い理科室…



誰かいると思って覗いた。


………
いつの間にか体育館に行かず、来た道を戻り、家に帰ろうとしていた。



学校の門を出た瞬間


「ユメ!」



兄だった。



「部活道具サンキュー。迷った?」


「今から行こうと…」



「何、泣いてんの?どうした?」