「あ~、二人とも、名前考えてきた?」

「はい。Pure Lightです。」
「いいわね~。」
社長が微笑みながらOKを出してくれたのでうれしかった。

「で、私が、Pureで」
「俺が、Light」

「分かったわ~。」

すると、社長が突然こういうことを言い出した。

「じゃぁ、ボーカルはPureで、ギターはLightね。基本二人だから。ほかは、曲によって入れ替える。」

「わかりました~。私歌得意なんで」
「そうだよな~、
可奈は歌ばっかだし。」

「そういう、旬だってギター得意じゃん。」

そう言って、二人で笑っていたら、

「二人とも、いちゃつかないでね。」
と、社長が私たちを見ていた。
「「すいません」」

「あ、話は変わるけど、二人で、作詞・作曲してね」

「え~。」
「ごめんね、最近人数足りなくって。だから、デビューは明日にするわ。今から作って、練習開始よ。」

か・・かなり急な話。

「まぁ、いいじゃん、可奈」
「そうだね。旬がいるし」

「「それでは、失礼します。」」

私たちは、早速作り始めた。