「なっ、」 ひーくんはあたふたするあたしを見てクスクス笑いながら、コロコロとリング下で転がっているボールを拾った。 「ちゅ、ちゅーって」 ひーくんは私のいるブランコの柵のところまで来て、 「付き合ってたらいつかはするでしょ。ちゅーも、それ以上も」 と言ってニヤリと笑う。 「なななっ」 ひーくんの目がちょっと、ううん。すごく。ヤらしい。 「なっちゃんは無防備だから気付いたらあっという間に色々されてそう」 「え、えぇ?」 「ま、そんなこと、俺が許さないけどね」