「…じゃあ一緒に寝よっか」 自分でもビックリした。 それは口が勝手に動いたから。 「それは本当にダメ。おれも男だから」 ちぃは真面目に答えた。 そのとたん急に自分が恥ずかしくなった。 家を飛び出したいくらいに。