「ここに泊まって…。好きなだけ泊まっていいから…もう泣かないで」 小さい子をあやすように、あたしの頭を撫でた。 ホッとする。 でもあたし、ここにいていいの? 迷惑じゃない? ほんとはうざいって思ってない? でも言いたいことは言えなかった。 ホッとするのと同時に、怖くなる。 「大丈夫。1人じゃないから。安心して…」 どうしてちぃは、あたしが欲しい言葉をくれるの?