はい!? 乗せてくって学校まで!? …何で? 「いや、いいですよ!歩きだし…」 「いいっていいって~!お隣さんだし!」 「いや、だって…」 「気にしないで、はい乗って!」 ぐいぐい押されて、目の前にある黒い車の前まで来てしまった。 「大丈夫!変なことしないから~!」 チャラけて言ってるけど、その目は本気であたしは断ることができなかった。 変な人…。