家に帰るといつものように父親は、いなかった。


別に父親のことが嫌いなわけではない。

ただ向こうが嫌いかもしれないけど。


だからあまり話さないけど決して嫌いではない。


あたしはというと、わりと不自由なく暮らしていた。

だって毎月お小遣いはくれるし、だからあんまり不自由のない暮らしをしてた。


ただそれだけじゃ・・・。