「好き・・です。」
「え・・俺、飛月のことそうゆう風に見れない・・。」

私、飛月かこ、高校3年生は今ふられました・・。
それは、この高校に入って初めて出来た友達・・の宇田伊織。
好きになったのは、
去年の春。
高2にあがったとき・・。

_クラス発表・・
「おーう、あ、また飛月と一緒かよ~」
「はあ~?!なんか文句あんのー?」
結構仲が良いと思ってたからかなり悲しかった。
だから、文句を言い返した。
その日一日は伊織と口をきかなかった。
そしたら・・いつも一緒に帰ってた帰りに
「お~い、飛~月~、ごめんってば~」
「・・」
タッタ・・
それをゆうと居なくなった伊織。
(んだよ、意味わかんね。)
そう思っていたら・・
「飛~月ッ!機嫌直せよ~」
と言い、お菓子とぬいぐるみとかゲーセンの賞品を抱えて走ってきた。
嬉しかったんだ。
男の子が、こうやってしてくれることが。
今までなかったわけじゃない。
伊織は下心がない。
ただたんに機嫌を直してほしいから・・
友達だからとゆう理由だと思うから・・。


「なあ、飛月ぃ~?」
「なんや!」
こいつは、振っても私と一緒に帰ろうと思ったのか犬っころみたいにきた。
だからつい、口調が強くなる・・。
「俺ら、まだ友達やんなあ?」
トモダチ・・?
友達ってなんだ。
私らの前の関係?
んなん、気まずくなるでしょ。
「だってな、俺、飛月のこと友達として大好きやもん。」
大好き・・
友達として・・か。
「あったりまえやんか。私だって伊織と友達でいたいわ!」
最上級の笑顔を作った・・。

本当は友達なんて辛いだけだ。
嫉妬、出来ない。
友達は嫉妬、なんてしないんだから。
でもやっぱり
嫉妬しちゃう。
好きだから。

友達なんて辛いよ。
私だけをみて。