ん、俺天使やけど?



「っ……はぁ…」

そんな声が余計に俺を激しくさせる



ドンドンと美咲が俺の胸を叩く

必死やったから渋々離れた


「なんやねん。」


「なんやねん。
じゃないわよっ!!なにしてんの!?」

「キス。」


「知ってるわぁあああああ!!
ここ道!公共の場なの!」

だからなんやねん


「今、だからなんだ
とか思ったでしょ。」

「おっ。お前も進歩したやんか。」

「颯人のばかぁぁあああああ!!」

美咲の叫びは夕焼けの空に吸い込まれた