「あー、面白かったぁ。」 「つーか結局イルカのショー見んかったな。」 「うん。でも満足満足。」 「…さよか。」 なんとなくお互い無言になってゆっくり歩く ぎゅっ 「なんや?」 繋がれた手に指を絡ませながら問う 「ねぇ…颯人?」 「ん?」 「……帰ろっか。」