BEST FRIEND

「牛乳は体にいいんだよ。栄養もいっぱいあるし」
「とか言って、夏海にいつも小さい小さい言われてるから気にしてんでしょー」
さすが冬馬。こんな時だけ鋭い。牛乳をたくさん飲んで夏海や冬馬に追い付こうとする私の密かな計画を言い当てた。計画を実行して半年ぐらい経つけど、成果は全然現れない。
と、夏海がニヤニヤしながらハルの頭を撫でる。
「そうかー。知らない間にハルを傷付けてたかー。ごめんなー」
「頭撫でないで!」
計画がバレた事と、夏海に触れられているのが恥ずかしくてハルは夏海の手を振り払った。
夏海はハルの反応が面白いのか、笑っていた。
「でも、私はハルみたいに背の低い子は羨ましいって思うけどな」
羨ましい?完璧な夏海が私なんかを?