ハルは膝の上で両手の拳をギュっと握り締め、涙を堪えた。
「私はもう夏海の事は諦めたから…」
「嘘だ」
冬馬のキツイ言葉にハルは首を振る。何で冬馬も夏海も、私の気持ちが分かるんだろう。私は何も分かってないのに。
「嘘じゃないよ。もう夏海の事は何とも思ってない…。だから二人とも喧嘩しないでよ。私は、前みたいにお昼は屋上で楽しくお喋りしながらご飯食べたい。放課後は寄り道して休日は三人で遊びたい。それだけでいいから、もう喧嘩しないでよ…」
気付けばハルの瞳から涙が落ちていた。
夏海と付き合えなかった事は悲しかったが、友達の関係が崩れる事はもっと悲しい。
「私はもう夏海の事は諦めたから…」
「嘘だ」
冬馬のキツイ言葉にハルは首を振る。何で冬馬も夏海も、私の気持ちが分かるんだろう。私は何も分かってないのに。
「嘘じゃないよ。もう夏海の事は何とも思ってない…。だから二人とも喧嘩しないでよ。私は、前みたいにお昼は屋上で楽しくお喋りしながらご飯食べたい。放課後は寄り道して休日は三人で遊びたい。それだけでいいから、もう喧嘩しないでよ…」
気付けばハルの瞳から涙が落ちていた。
夏海と付き合えなかった事は悲しかったが、友達の関係が崩れる事はもっと悲しい。


