BEST FRIEND

「ごめんね。秋奈ちゃんにも迷惑かけて」
秋奈ちゃんは関係ないのに巻き込んでしまった。冬馬も怒ってしまい、部活も休んでたくさん迷惑をかけている。ハルは申し訳なく思ったが、秋奈ちゃんは首を振った。
「私の事は気にしないで下さい。冬馬先輩は大切な親友をほっておけるような人じゃないって分かってますし、傷付いてる親友をほって私の所に来るようだったら、私が冬馬先輩を嫌いになります。だからハル先輩は気にしないで下さい」
「ありがとう、秋奈ちゃん」
この時、秋奈ちゃんは私達よりずっと大人だと思った。冬馬と付き合ったばかりなのに冬馬はハルを気遣い秋奈ちゃんと一緒に過ごす時間も少ない。本当は冬馬といたいはずなのに、そう言ってくれる秋奈ちゃんに感謝した。
秋奈ちゃんの為にも、私達三人の為にも早くこの関係を何とかしよう。