『これ以上、出すんじゃない。お前の身に負担がかかる』 ずっと、そう言われていたから。 けど、今は! 「あああぁぁぁぁあああああ!」 そこらに残ってる力を。 体中の力を、全て…連に注いだ。 「…お! っ…!」 『ヤ……!』 頭が完全に起動しなくなった頃、力なく開いてる目で連を見た。 微かに動いた連。 「……お、お前…」 驚く連を見、あたしは力なく連の膝に倒れこんだ。 「おいっ!」 でも。 スグに優しく、温かい腕に包まれた。 心を溶かす様な、甘い匂いで気付いた。 ……連。